【太田コラム】全日本フリー王座決定戦

  • 2009/09/29(火) 21:50:47

この大会は、文字通り大学の団体戦日本一を決める大会です。
参加校は16大学で、昨年の優勝(早稲田)準優勝(日体大)はシードで残りの14大学はフリー抽選で、組み合わせ抽選は大会前日の計量後に行われました。

今大会のシード以外の強豪チームは、春のリーグ戦優勝の拓殖大学、春のリーグ戦で負けた日本大学で、この2チームとは決勝で対戦したいなと思っていたら、なんと!この2チームが反対ブロックで、しかも、1回戦が日本大学と日体大の対戦となり、日本大学が見事逆転で勝利しました。
また、2回戦ではその日本大学と拓殖大学が対戦し、拓殖大学が勝利し、準決勝では、東洋大学を圧倒し決勝進出しました。

対する早稲田大学は、組み合わせに非常に恵まれ、1回戦国士舘5−2勝利、2回戦専修大学5−2勝利、準決勝山梨学院5−2勝利!何とか決勝に進出しましたが、1回戦の内容が悪かったため、1試合終了後かなり厳しい雷を落としました。
その後は、負けた試合も内容がよかったので決勝までは、スムーズに勝ちあがることができました。

そして、迎えた決勝戦!
春の雪辱を誓い、挑戦者の気持ちと、とにかく持っている力を全て出し切らないと優勝できないと激を飛ばし挑みました。
第1試合は、うちのエースに成長し、しかも、学生選手権を制した55KG藤元です。1R目は、堅さから攻め倦み、1Rとられてしまいましたが、その後は、いつもの動きを取り戻し勝利。
第2試合目は、1年生ながら学生選手権第2位と成長著しい60KG田中でしたが、相手の返し技にかかってしまい敗戦。

対戦成績1−1。

そして、勝負の階級66KG石田です。春のリーグ戦はこの階級で負けたため、流れを掴みきれず、敗戦した経験を踏まえ、その悔しさぶつけ見事勝利!
74KG級は拓殖のエースで学生チャンピオンの高谷とうちの主将松本との対戦でしたが、松本は、本来の階級(66KG)ため力の差を埋められずに敗戦。

チームスコア2−2の振り出しに…。

そして84KG武冨です。1R目あわやフォール負け寸前でしたが、何とか逃げ切り、1Rは落としたものの、2R目以降は落ち着いた試合運びで、勝利。

チームスコア3−2で一歩リード。

しかし、次の96KG級対戦相手は学生王者であり、主将ので藤本、対するうちの鈴木は膝の故障もあり、あえなく敗戦。

チームスコア3−3の五分となり、勝利の行方は、最重量級の勝負へとなりました。

120KG級の山口は膝の負傷があり、学生選手権を棄権し、個人の成績よりもチームの勝利を優先するためこの大会に挑みました。
1R目は堅くなり、また、相手の頭突き攻撃に耐えられずに、1R目落としそうになりましたが、何とか踏ん張り1Rを勝利し、2連覇へ王手。そして迎えた運命の2R目。1R目の堅さが全くなくなり、タックルを2回決め、ローリングも2回決めて、見事テクニカルフオール!!

2連覇達成!!


そして、歓喜の胴上げ、まずは、監督から、そして、私の胴上げが始まりましたが、昨年落とされた経緯もあったため、学生に落とされないようにしがみつきながらの、変な胴上げでした。

今回見事優勝した裏側には、私はいくつか理由があったと思います。
まず、基本的なことですが、4年生がまとまっていた事。
次に、96KG鈴木ですが、1R目傷めていた膝を負傷し2R目棄権も考えましたが、2R始まる前大きな声で気合をいれ試合に挑みました。結果的には、負けてしまいましたが、そういった気迫が今までにチームとしてもなかったので、その気迫が山口に繋がったと思います。
最後に、運命を左右する最重量級の1R終了後のハーフタイムで、いつもは冷静でおとなしい石田が同級生でもある山口に対して、「頭突きなんか気にするな!」と言って激を飛ばしたことです。

コーチになり、丸9年になりますが、うちのチームは良くも悪くも先輩後輩がなく指導役は専ら私で、そんなチームだと成長しないと言い続けてきました。先輩が模範を示し、それを後輩に指導できる体制や後輩が先輩のレギュラーの座を奪うようなチームにならないと日本一や五輪なんて程遠いといい続けてきましたが、今回の試合では、4年生のまとまり、石田の激、鈴木の気迫、1年生ながらレギュラーを奪った田中の存在でチームが成長し2連覇に繋がったと思います。この経験を活かし更に精進したいと思います。

今後ともご声援宜しくお願いします。
ありがとうございました。

この記事に対するコメント

黄金

早稲田黄金時代ですかね〜

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